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合宿免許の費用相場はどれくらい?時期別の料金相場を知って賢く予約!
約2週間で教習所を卒業できる合宿免許が、2~3ヶ月以上も通わなければならない通学教習よりもタイパに優れていることは言うまでもありません。
それでは、肝心の費用面、合宿免許のコスパはどうなのでしょうか?
合宿免許と通学教習を比較する際、費用を重視する方にはとても気になるところでしょう。
この記事では、そんな合宿免許の費用やコスパが気になる方に向けて、「合宿免許の費用相場」や「時期別の料金相場」について詳しく解説していきます。
この記事を読めば、合宿免許の費用相場やコスパについて理解を深めることができ、自分に合ったタイミングで賢く予約することができるようになります。
最後まで読んで、ぜひ参考にしてください。
目次
- タイパ抜群の合宿免許は、コスパ・費用面でも通学教習より優秀
- コスパ優秀!合宿免許の料金の内訳
- 合宿免許のプラン料金以外にかかる費用とは?
- 合宿免許の料金相場|時期によって変動する
- 合宿免許の費用を抑えるコツ
- まとめ
1. タイパ抜群の合宿免許は、コスパ・費用面でも通学教習より優秀
圧倒的なタイパを誇る合宿免許ですが、じつはコスパにおいても通学教習を凌ぐ優等生ぶりです。
それでは、合宿免許が通学教習よりも安く、コスパに優れている理由を説明しましょう。
理由1. 高回転率にあり!効率よく卒業させていくシステム
通学教習の場合、個々の教習生が自分のスケジュールに合わせてコツコツ通うスタイルのため、卒業するまでにどうしても2~3ヶ月以上はかかってしまいます。
スケジュールに自由がある通学教習ですが、じつは教習所側においては、運営コストが無駄にかかってしまうという問題があるのです。
なぜなら、通学教習では、常にどの日程でどれだけの教習生が教習を受けるのかが読めないため、教習生のスケジュール管理や指導員の確保、車両や施設設備の準備といった運営コストが必要以上にかさんでしまいます。
一方の合宿免許では、常に約2 週間で卒業できるように、あらかじめ教習カリキュラムを組んでいます。
予定していた人数の参加者を同じ日に迎え入れ、同じカリキュラムで教習を実施し、多くの教習生を短期間で卒業させることができるのです。
合宿免許では、事前に予約されていた多くの教習生を予定通りに受け入れ、入学から卒業というサイクルを効率よく回転させることができるので、運営にかかるコストに無駄がありません。
これが、料金を低く設定しても利益を確保できる合宿免許の仕組みなのです。
理由2. 地方都市にあり!運営しやすい立地条件がある
合宿免許を実施する教習所の多くは、自然豊かな地方都市にあります。
地方では、都市部よりも土地代が安く、広い土地を確保しやすいため、教習所の敷地内に宿泊施設を併設しやすいという大きな特徴があります。
そして、土地が安ければ、当然物価も安く、人件費や施設設備費などの運営コストも安く収まるため、合宿免許の料金そのものを安くすることができるのです。
同じサービスを提供するにも、地方都市の方が運営しやすい条件が揃っているのです。
2. コスパ優秀!合宿免許の料金の内訳
合宿免許の料金は、あらゆる費用がひとまとめになった格安パック料金になっているのが特徴。
ただし、パックになっているため、どのような費用がどこまで含まれているのか、その内訳を知らずにプラン選びをすると、思わぬ損をしてしまうことがあります。
ここでは、当サイト『合宿免許ドリーム』がとり揃えているパック料金の内訳を解説します。
パック料金の内訳は、A. 教習に関するもの と B. 宿泊滞在に関するもの の2つに大きく分けられます。
A. 教習に関する費用
入学金・学科教習費・技能教習費・教材費・適性検査料・技能検定料・卒業検定料
・卒業証明書代・傷害保険料など
上記の費用はすべて「教習のために必要な費用」です。
基本的には、延長教習になってしまった場合でも、追加費用がいらない「延長保証制度」が設定されているプランがほんどです。
(詳細は各教習所の規定を参照してください)
そのほかには、合宿期間中の傷害保険料も含まれています。
教習中に事故や宿舎でのケガなど、自分が加害者にも被害者にもなる可能性があるため、そのような場合に備えて補償を受けられる保険が付帯しています。
B. 宿泊滞在に関する費用
宿泊費・食事代など
こちらは教習以外の「宿泊滞在するために必要な費用」です。
昼食だけが付く「自炊プラン」以外は、通常、宿泊費と一日3食の食事代がパック料金に含まれています。
また、プランや教習所によっては、もし延長教習になっても、「追加の技能教習は○時間まで追加料金なし」や「延泊は○泊まで追加料金なし」、あるいは「卒業まで一切の追加料金なし」といった保証制度が用意されていることがあります。
それらの保証内であれば、当初のパック料金以外に追加費用がかかることはありません。
ただし、寝坊や病欠など自己都合の教習キャンセルの場合は、別途費用がかかるので注意が必要です。
3. 合宿免許のプラン料金以外にかかる費用とは?
プラン料金に含まれていない、入校後に現地で必要になる費用、または必要になる可能性がある費用をご紹介します。
いずれも入校申込時に必ずご案内があります。
A. 教習キャンセル料(自己都合による欠席)
寝坊や病欠などによる自己都合の教習キャンセル(欠席)の場合、別途費用がかかることがあります。
※詳細は各教習所の規定に依ります。
B. 「保証制度」を超えた場合の延長追加料金
延長教習および検定の再受験に伴う「学科および技能教習料、各種検定料、宿泊費・食費」が必要になる場合があります。
プランには、卒業まで追加料金が発生しない「延長保証制度」が付帯している場合もありますが、そのような卒業保証ではないプランでは、保証内容に上限設定があり、その内容を超えてしまった場合、追加料金が発生することがあります。
※詳細は各教習所の規定に依ります。
C. 各種手数料
次のような手数料が、別途必要になる場合があります。
これらについては、事前に必ずご案内しています。
1. 仮免許学科試験受験手数料 + 仮免許証交付手数料
これらは入校後、普通車AT 限定で7日目、普通車MT で9日目に受けることになる仮免許学科試験に関する費用です。
・ 仮免許試験受験手数料(1,700 円)
・ 仮免許証交付手数料(1,150 円)
※学科試験で不合格になって再受験する場合、再受験手数料が、その都度必要です。
仮免許学科試験の手数料と、仮免許交付手数料はプラン料金に含まれていないケースがあります。
また、仮免許に落ち、再受験する場合にも、その都度、あらためて試験手数料を支払う必要があります。
1 回目の仮免許試験手数料がプラン料金内に含まれていても、2 回目以降の受験時には、その都度追加料金が発生するところがほとんどです。
2. 高速教習費・効果測定料など
高速教習において、実際の高速道路を利用する場合の利用料金や、効果測定の料金が、別途発生することがあります。
※各教習所の規定に依ります。
D. 滞在中に必要な生活費やお小遣い
約2 週間の合宿期間中には、自由時間もたっぷりあり、観光やアクティビティを楽しむ機会がたくさんあります。
また、コンビニなどでちょっとした買い物をすることも当然あるでしょう。
そのようなお小遣いや生活費も、ある程度は計算しておくとよいでしょう。
4. 合宿免許の料金相場|時期によって変動する
運転免許の取得費用は、AT 車限定とMT 車とで異なり、教習時間が多く必要なMT 車の方が高くなっています。
料金相場は、通学教習では、普通車AT 車限定で約26~35 万円、普通車MT で約28~37 万円。
これが、合宿免許では、普通車AT 車限定で約20~34 万円、普通車MT で約22~36 万円が相場となっています。
合宿免許と通学教習を比較すると、合宿免許の方が安く、通学教習との差は、普通車AT 車限定で約4万円、普通車MT で約5万円も低くなっています。
そして、ここでぜひ覚えておきたいのが、どちらの教習料金も、年間を通じて時期によって大きく変動するということです。
春休みと夏休みが繁忙期で高く、それ以外の時期は閑散期で安くなり、その差は最大で10 万円程度もあります。
この料金設定の高低差をしっかり把握しておくことが大切です。
5. 合宿免許の費用を抑えるコツ
通学教習も合宿免許もそれなりの費用がかかりますが、合宿免許の場合、料金相場を把握した上で、教習所&プランを上手に選んでいけば、費用を抑えることができます。
それでは、合宿免許の費用を抑えるコツを詳しくご紹介していきます。
A. 「閑散期」を狙う
通学教習だけでなく、合宿免許にも繁忙期と閑散期があります。
学生が長期休暇となる春休みと夏休みは、免許取得希望者が増え、全国各地の教習所が混み合います。
これらの人気シーズンを繁忙期といい、教習所の料金設定も高くなります。
反対に、繁忙期以外の閑散期には、どこの教習所でも比較的落ち着いた状況になるため、料金はずいぶんと安くなります。
さらに閑散期対策として、格安プランの特別販売やオフシーズンキャンペーンを実施する教習所があり、繁忙期の料金より10 万円近く安くなることも少なくありません。
したがって、免許取得の費用を大幅に抑えるコツとしては、閑散期を狙う方法がお勧めです。
合宿免許の閑散期は、一般的に3月下旬~7 月中旬と、9月下旬~1 月中旬。
これらの閑散期に時間を取るのがむずかしい場合は、繁忙期が始まる寸前に入校したり、繁忙期の最終盤に入校して閑散期の入口に卒業するような日程を選んだり、スケジュールを少しだけズラすだけでもでいくらか費用を抑えることができます。
B. 「AT 車限定」を選ぶ
料金相場のコーナーで前述したように、運転免許には、MT 車とAT 車限定があります。
そして、運転免許の取得費用も、MT 車とAT 車限定とで異なり、合宿免許の料金相場では、普通車MT 車で約22~37 万円、普通車AT 車限定で約20~35 万円となっていて、AT 車限定の方が2 万円程度安くなっています。
現在、街中を走っている乗用車のほとんどがAT 車なので、ここ数年、免許取得者の約70%がAT 車限定免許を選択しています。
ただし、一部の企業の社用車やトラックなどの商用車がMT 車であることや、将来的に大型免許の取得を考えている方など、場合によっては、先にAT 車限定免許を取得しても、のちにMT 限定解除講習をあらためて受けなければならず、その際には追加料金が必要になります。
AT の自家用車しか乗る予定がない方、職場でMT 車に乗らなければならない方など、ご自身の環境や今後の想定によって取得する免許を考えるとよいでしょう。
C. 「割引」や「キャッシュバック」を利用する
費用をなるべく抑えたい場合、自分の参加条件に合致した「割引」や「キャッシュバック」を利用することも効果的です。
割引やキャッシュバックには、「早割」や「グループ割(グル割)」に「団体割」、あるいは「学割」や「女性割」などがあり、これらから複数のメニューを上手く併用することで最大15,000 円も安くすることが可能。
教習所やプランを探しはじめる前に、あらかじめ自分が利用できる割引メニューを把握してから、割引が適用される「自分に合ったプラン」を絞り込んでいくとより効率的です。
D. 「相部屋」や「自炊プラン」「食事なしプラン」を選ぶ
宿泊費を抑えるために、シングルルームよりツインルームやトリプルルーム、相部屋を選ぶ方法があります。
一人参加の方でも、宿泊費用を抑えるために相部屋を希望するケースは珍しくありません。
相部屋でルームメイトになった人と仲良くなることも合宿免許ならではの楽しい経験です。
また、食費を抑えるために、一般的な「食事付きプラン」を選ばずに、「自炊プラン」や「食事なしプラン」を選択し、自分で食べ物を調達して節約する方法もあります。
合宿生活は約2 週間にも及ぶので、宿泊費や食費を節約すれば、それなりの効果が得られるはずです。
ただし、どちらも合宿生活のベースになるところなので、決して無理をせず、自分に適した方法をよく見極める必要があります。
6. まとめ
今回は、合宿免許の費用相場やコスパが気になる方に向けて、「合宿免許の費用相場」や「時期別の料金相場」について詳しく解説してきました。
普通車の運転免許には、MT 車とAT 車限定の2 種類があり、料金が異なること。
合宿免許の料金相場は、普通車AT 限定で約20~35 万円、普通車MT で約22~37 万円と通学教習よりも安く、普通車AT 車限定、普通車MT 免許ともに約6 万円も低くなっています。
次に、合宿免許の料金は、年間を通じて時期によって大きく変動するということ。
春休みと夏休みが繁忙期で高く、それ以外の時期は閑散期で安くなり、その差は料金にもハッキリ表れていて、同じ教習所でも最大で10 万円程度の差が生じることも珍しくありません。
この料金設定の高低差をしっかり把握しておくことが大切。
費用をなるべく抑えたい場合には、AT 車限定免許を選び、閑散期に参加することがより効果的です。
それ以外にも、割引やキャッシュバックの利用や、宿泊費や食費を節約できるプランなど、賢く予約する方法をご紹介してきました。
ぜひ参考にして、自分の環境や条件に合った方法で、よりお得な合宿免許にしてください。
合宿免許の計画や準備を進める中で、わからないことやお困りごとがあった際には、わたしたち『合宿免許ドリーム』までお気軽にご相談ください。
『合宿免許ドリーム』は、合宿免許の老舗サイトとして、全国各地の教習所と厚い信頼関係を築いており、豊富な経験とリアルな情報をもとに、あなたの合宿免許を最後までサポートいたします。
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